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喜治塾ニュース・トピックス

2018の記事一覧

面接対策

 

問われるのはあなた自身

面接試験での代表的な質問は次の3つです。

1 志望動機・どんな仕事がやってみたいか

2 自己PR

3 あなたがこれまでに一番苦労したこと、困難だと思ったこと、そしてそれをどう乗り越えたかを教えてください。

面接試験に臨む受験生から、私がよく受ける代表的な質問、というか悩み。

1 志望動機がうまく作れません・・・。

2 自己分析をするのですが、これといって自慢できるようないいところがありません。

3 特に「苦労」とか、「困難」というようなことがないのですが・・・。

多くの受験生諸君から上記のようなことを聞かされます。

もちろんその受験生君にも志望動機がないわけがないのです。しかし、「志望動機が作れない」と悩んでしまう。それは察するに、「自分が志望しているような『動機』では面接官から良い評価は得られないだろう。もっと行政のことをしっかりと知ってこういうことを実現したいというようなことを言わないとまずいと思うけど、そんな難しいことまでよくわからない・・・」ということだろう。

でもこれは違うのです。

この受験生君の発想は、要するに「どういえば高い評価となるか」を考えている。もっと言えば、高い評価になるであろう模範的な回答があって、それを述べた者が高評価を得、それとはずれた回答をした人は低い評価を得ると考えているのだろう。

しかし、そこがもう根本的に違っているのだ。

志望動機に「模範解答」などはないのです。

「でも安定している、とか、ノルマがないから、転勤がないから・・・なんて消極的な志望動機ではまずいですよね」

と、そういう声が聞こえてきそうです。

そうではないのです。違うのです。そこを間違うと、まったく宅の意味のない面接対策をすることになりかねません。この紙面では書ききれませんので、詳細は講義でお話しします。

#面接試験 #志望動機

論文

経験者採用クラスでは職務経験論文のゼミってほどでもないけど、ひとりひとり発表してもらったりしていい感じでした。
お題は、
「仕事を進めていく上でのチームワークの重要性」
みなさん、それぞれいい意見でした。
重要であることを述べて
より効果的にチームワークが取れるようにするにはといろいろ提案がありました。
・役割分担をしっかりする
・目標を明確にして共有する
・チームリーダーをおく
・チーム内の情報共有
いろいろ出ますね。

頭を柔らかくする練習です。
いいですね。

#チームワーク  #論文

障害者選考 試験問題例

今日は、国家公務員障害者選考試験の受験案内で案内されている試験問題例のうち、知能分野の5問について解説講義の収録をしました。

教養対策WEB講義を受講している方限定なので公開はしておりませんが…。
例題1 のキャロル表の問題、例題5 の資料解釈の問題の解説はとてもいい感じでできましたので、受講生の方はお楽しみに。明日のお昼過ぎには見られるようになると思います。

この↓問題です。まだやっていない人はやっておいてください
http://www.jinji.go.jp/saiyo/siken/senkou/senkou_reidai_1.pdf

#国家公務員  #障害者  #例題

ご迷惑

いま九段下ではエスカレーターの設置工事が進められています。
あさの混雑時には警備員がスピーカー?を手に「ぎゃあぎゃあぎゃあ」
何を言っているのか、スピーカーではなく、スキマから聞こえてくる生声聞くと
「エスカレーターの設置工事のためご迷惑をおかけし、申しわけありません」
と言っているよう。
スピーカー通すと「ぎゃあぎゃあぎゃあ」としか聞こえない。朝っぱらから迷惑もいいところ。
エスカレーターの工事は見ればわかるし、高齢者のためにもやっていかねばならないのだからしょうがないとみんな思っていると思う。別に「迷惑」ではない。しょうがないでしょう。「申しわけない」こともない。
それより朝っぱらからから、大きな音で「ぎゃあぎゃあぎゃあ」と意味不明な叫び声をやめてほしいと思ってしまった。
そんな私は朝から余裕がないのでしょうか?
あの人だって一生懸命仕事してるんだろうから。

香川県 2

さっきの写真見てくれましたか?

素晴らしいね。
これをSNS、主にフェイスブックでどんどん発信したそうです。県と市の担当者の素敵な仕事ぶりですね。

讃岐うどんだけじゃないんだよね

香川県が凄いらしい

ニュースで見ました。
外国人観光客の宿泊数の伸び率でトップは香川県だという。
インスタ映えする絶景写真ポイント
こんな写真が撮れるそうです

まるでウユニ塩湖!香川県に絶景スポット誕生!

チームワークの重要性2 つづき

「チームワークの重要性」というお題で何を書くか

前回は以下の部分まで考えたんでしたね。

私が担当しているのは営業である。飛び込みで、時には当たりをつけて、訪問して会話の中から糸口を見つけて、宣伝する。うまい具合に注文をいただけそうになった時、社内のチームワークがうまく機能するかで成約できるかどうかが決まる。出先から、営業事務スタッフに連絡を取り納期の確認をする。ちょっと厳しくても、スタッフが気を利かせ、工場と交渉してくれる。工場サイドもいつも世話になってるこのスタッフがいうからにはなんとかしなければいけないと、動きはじめる。割り込ませられないか? 資材が足りない。では原料をすぐに発注しないと。どこかに融通してくれる業者はないか、仕入れ部門に動いてもらわなければならない。いうまでもないことだが仕事は一人でしているのではない。それぞれがそれぞれの役割を果たす。それらが有機的に絡み合うことで成し遂げていくものである。

このようにチームワークが重要であることは当然である。(392文字)

でもこれじゃあ終われないから、次にどう展開しようか? というところから。

重要なのは当たり前だけど、わかっちゃいるけどなかなかうまくいかない時もある。どうすればチームワークがうまく機能し、仕事が円滑に進むのか…みたいな話でも一応しておくか。

仕事を進めていくうえでチーワークが重要なことは当然であるとしても、それがいつもうまく働くわけではない。チームワークがうまく取れていないゆえに、大きな契約をとり逃したり、客先に迷惑をかけてしまったりすることはよくある。

では、どうすればいいチームワークが取れるのか。チームのメンバーがそれぞれの役割果たし、それが有機的に絡み合うことで大きな成果を生み出すためにはなにが必要かについて検討する。

第一にチームの中での役割分担が明確になっていることが必要だろう。そして、その役割分担を各メンバーがしっかりと把握していることが重要である。

そんなんでうまくいけば世話ないよな。そういえば、「それはお前のとこの仕事だろ」とかいって、全然協力しない上司が昔いたよなあ、まったく! なんて思い出せたら、いいじゃない、それをうまく使おう。

しかし、役割分担を決めて認識し合っただけでは、自分の役割以外は手を出さないなんてことにもなりかねない。「それはあっちのかの仕事だから」と、押し付け合ってしまようでは、とてもチームワークが取れているとは言えないだろう。

つまり、役割分担は決めるのだけれど、それはそれとして、お互いにお互いをフォローし合えるような状況を作っておくことが必要である。(434文字)

うまい運びになってきたじゃない。これでいこう!

「役割分担を決めただけではだめだ」としておいて、だから「こういうことが重要だ」と持っていこう。

でも、何が重要なんだろう? まあ日ごろからの付き合いかな。あいつから話があったんじゃしょうがないとか、あの子はいつもミスるから少しフォローしてやるかとかそういう関係がないとなかなか難しいからね。! 飲みニュケーションだな、やっぱり。

コミュニケーションが大事である、程度でいいのかなあ? もう少し色を付けたいね。日ごろからお互いの状況がわかっていないとフォローもしにくいということもあるから、「情報共有」も一応あげておこう。ほんとはもう少し膨らませたいところだけど、よくわからないからこの辺を書いて終わりにしてしまおう。

 

ではそのためにどうするか?

チーム内では常に情報を共有できる体制をつくり、他のメンバーが今どういう状況にあるのかを把握できるようにしておくことが重要であろう。また、お互いにフォローし合える体制を作るためにも日ごろからのコミュニケーションは重要である。

情報共有、コミュニケーションのために有効なのは、顔をそろえてのミーティングである。メンバーそれぞれに忙しいし、デスクがある場所も違うからなかなか難しいとしても、年に1回でも2回でも、またはテレビ会議でも、そういう場を作ることが大切かと思う(243文字)

なんか尻つぼみの結論だけどなあ、しょうがない。字数は、1000字ちょっとはいった。これに自分の職務経験を簡潔に述べる200字を足せば、1200字はいった。

これくらいでも十分でしょう。

 

論文 考え方の道筋

「チームワークの重要性について述べよ」という課題
さてどこから手をつけようか。
いかにチームワークってものが重要かということを縷々述べますか?
でも、なんかそんなの当たり前だし、書く意味あるのかなあ?そんなことじゃないんじゃないかなあ?
・・・と考えはじめると訳が分からなくなって書くことがなくなって、「だめだ〜かけない」ってことになっていく。
書けないくらいなら、当たり前でもなんでもとりあえず書いておけばいい。というか、書かなきゃ落ちるわけだから、なんでもいいから書くしかない!

私が担当しているのは営業である。飛び込みで、時には当たりをつけて、訪問して会話の中から糸口を見つけて、宣伝する。うまい具合に注文をいただけそうになった時、社内のチームワークがうまく機能するかで成約できるかどうかが決まる。出先から、営業事務スタッフに連絡を取り納期の確認をする。ちょっと厳しくても、スタッフが気を利かせ、工場と交渉してくれる。工場サイドもいつも世話になってるこのスタッフがいうからにはなんとかしなければいけないと、動きはじめる。割り込ませられないか? 資材が足りない。では原料をすぐに発注しないと。どこかに融通してくれる業者はないか、仕入れ部門に動いてもらわなければならない。いうまでもないことだが仕事は一人でしているのではない。それぞれがそれぞれの役割を果たす。それらが有機的に絡み合うことで成し遂げていくものである。
チームワークが重要であることは当然である。

これくらいはだれでも書けるよね。でも、気分としては、こんあことあ当たり前な話で書くようなはなしじゃないようなきもするなあ? って感じですか?ここまでで387字。
でもここで終わらせると尻切れでイマイチだから、もう少し展開しておくか。
チームワークが重要なことはいうまでもないけれど、チームワークをうまく機能させるにはどうすればいいかが問題だみたいな感じでいくか。

つづく

論文の奥義

私のやり方は、意外といいと思うのですが、
答えを教えて欲しいと思って講義に来る人には物足らないようです。そりゃそうでしょう。答えは教えるつもりはあまりないのです。答えの出し方を伝授したいのです。
こんな風に言ってくれる合格者もいます。
「塾長のざっくばらんというか、綺麗事を言わない講義内容といって良いのか、言い方が難しいですが私はあれ好きでした(笑)」

今日の予定

きょうは論文の特別講義

書き方の奥義を伝授